実験室「め」

救急看護師を辞めてフォトジャーナリストへ。自分を生きてみたら何が起きるか実験中

今を愛し、過去を愛すること

先日友人のランボウさんと、その他に初対面の方達がいていました。

ランボウさんは私が看護師を辞めて、自分を生きると決めた序盤に結構からんでいて、飛び立つ前の助走期間に、飛び方を見せてくれた友人でもあります。

 

 

私の変化具合や、出来事がおもしろいみたいで、過去のことを踏まえて私の紹介をしてくれてたんですね。

 

 

私は、ランボウさんが皆に私を紹介してくれている途中で、

「過去はもう過去だし、今が大事かな〜と思うし、過去は捨てたから何をやっていたか

っていう紹介はせんといておくれ」

とランボウさんに言った。

 

そしたらランボウさんは優しく

「過去を愛してあげて〜」と言った。

さらに「タニタニ(私のあだ名の一つです笑)の生き方はめっちゃ面白いよ〜!」とも笑いながら言うてくれた。

 

 

今この瞬間しか私たちは生きれないと思ってたから、過去はもういいやって思っていたし、過去何をしたかとか、

どんな結果を出したとか、今は関係ないからいらないと思っていました。

 

 

ですが、、

自分で自分のことはわからないもので、結構色んな人に私の人生見てたら面白いと言ってくれるんです…笑

 

 

次どんな展開になるかわからないからワクワクする!ともよく言ってもらえます。私も予想外な展開がいきなり飛び込んでくることが多いので、自分でも自分のことが予想外やし、どうなるかわからん不安やドキドキ感は多少ある時もありますが、実はそれを楽しんでいます。

 

 

 

なので、目標を立てることがちょっと苦手なタイプでもあります。

ゴールを決めずに、「自分は何を大切にしたいか」を軸に遠心力が働いて拡大していく感じでしょうか。

 

例えば私が大切にしていることは「色んな人と出逢って楽しむ。皆で楽しく生きる。」なので、結果を求めると自分が死んでしまいます。

 

 

 

写真をやり始めたのも、辺野古を撮っていたのも、「皆で楽しく生きる」がしたかったから。

 

 

自分の孫のように大切にしてくれたオジーオバー達が戦争の傷跡でしんどい想いをしていたり、米軍基地のことでまた人が死ぬんじゃないかって悲しんでいたから。

警察や機動隊が、上司命令で座り込みする人達を排除しても、悲しそうな顔を見せる人がいたから。

米兵の人達もこれでいいのかと葛藤しながら、生きていることを知ったから。

 

 

でも、いつしか誰かに求められる結果を求めるようになっていました。でも、それは違うなと思いました。「皆が楽しく生きる」を大切にしたい。

 

 

後でランボウさんがメールで送ってきてくれました。

誰にも言いたくないような大変な経験こそ同じよーに抱えている人がいると思うし、今のたにたにはそーいう人たちに寄り添えるような優しさと大切なことははっきりいえる強さを持っているようにみえるよ^_^ 無理なく気持ちよくたくさんの同じような境遇にいる人たちの希望になっていってくださいな^_^」

 

 

過去の色んな点がいっぱい重なって線になって、今の私がある。

 

過去はもう終わったけど、今も過去も愛してあげたいなと思いました。そして、自分の中で消化した自分の言葉で誰かに希望になれたら嬉しいな。^^

 

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