実験室「め」

救急看護師を辞めてフォトジャーナリストへ。自分を生きてみたら何が起きるか実験中

取材の時に大切にしているもの

今日も真珠湾攻撃ミッドウェー海戦・トラック島に海軍として出兵した瀧本さん94歳の同行取材。

 

私はたぶんしつこい性格かもしれない。

講演の2−3時間だけで人の奥深いところまで理解できると思わない。
その人の生活の中で大切にしているものが出てくると思う。
だから一回で取材を終わりたくないと思っている。何度も通う。

 

時には、畑をお手伝いさせてもらったり、一緒にお買い物行ったりご飯作ったり、身体のメンテナンスさせてもらったり、一緒におかし片手にお茶したり、家掃除したり、

 

一件取材には関係のないところに、その人の大切なものが輝いて転がっている。

そこを逃したくない。

 

そして、こういう時間が私にとってとても楽しい時間で、一緒に時間を共有することがとても嬉しいのである。

 

 

今日は中学の講演に行ってから昼食ご一緒にいただき、足のマッサージをさせてもらって88歳までやっていた剣道、居合道を見せてもらった。

 

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瀧本さん「今の剣道は勝ち負けで判断する。本当の剣道は勝ち負けは関係なく自分の心と向き合い、気迫で相手と向き合うもんだ」

 

 

と昔の自分の居合い切りの姿を見ながら瀧本さんは言っていた。

きっと瀧本さんは、目の前にある見えやすいものを見ているのではなく、見えない心や大切なものをみているんだと思った。

 

 

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