漫画という表現方法は人生を変えるか?
漫画が好きです。ええ。それはとても。
小学校時代では
「王家の紋章」という
古代エジプトにある少女がタイムトリップして、エジプトのファラオと結婚するも
色んな国の王子に見初められて誘拐されは取り戻して行くという何とも羨ましい?
もてもて漫画です。
が、昔のエジプトや近隣諸国の動きなども漫画に入れられていて、考古学っておもしろいなあ
なんても思いました。
70年代に連載開始された大物漫画。今でも連載中。40年以上連載ってすげえよな↑
凝り性?なのか、幅広く読むというより、気に入った漫画を何周もして何回も読むことをしていました。
よくこんな物語作れるな〜すごいな〜っておもしろいな〜って。
高校時代はもっぱら
「ベルサイユのバラ」
「めぞん一刻」
「ブラックジャック」を読みあさっていました。
ブラックジャックは高校3年生の受験期に支えてもらった中の一人です。
その時私は、弟もいるし母も食べさせていかないといけない!と思っていたので
早く手に職をと思って看護師を目指していました。
本当は心の片隅で医者を目指したかったなあという想いがあったんですが、
あほな私は浪人せな医学部を挑戦する準備も、予備校通う余裕もないなあなんて勝手に諦めてしまったんです。
そんな中元気づけてくれたのがブラックジャッックの漫画でした。
奈良医大は手塚先生が博士号を取得した大学だったんです。(入学するまで知りませんでした。)
大学に入ってからは
羽海野チカさんの「ハチミツとクローバー」が大好きで今でも読み返しています。
そして、ハチクロは連載スタートするも連載誌が休刊してしまう事態になり、羽海野さんはなんとかまた連載してくれるところに営業しにいくわけです。根性が素晴らしい。私も見習います。
うまくいって、またダメでもまたもう一度やってみればいい。
羽海野さんの漫画からは、人柄がにじみでて読んでて心地よいです。
羽海野さんの次回作、「三月のライオン」は高校生棋士が主人公の漫画ですがまた葛藤や、人間模様がとても面白い。
手塚治虫文化賞を受賞されました。嬉しいね^^
ハチクロは、私が大学4年生の時にでかい卵巣囊腫があってこりゃ手術せなあかんって言われた時、
入院前にるんるんしながら大人買いしにいった記憶が…♩
ハチクロを読むのが楽しみすぎて、手術のことをあまり覚えて、い、…ない…笑
入院仲間もおもしろすぎて、皆手術後なのにおもろすぎて笑いまくり
「傷があああ〜〜ひ、ひら、開く〜〜笑わせんといて〜や〜〜爆笑」
とわきゃわきゃしていました。悪ふざけもいい加減にせーやというかんじですが、入院仲間が楽しくて
退院後も「同窓会」ならず、「同傷会(どうしょうかい)」なんぞ開きどんちゃんやっていました。
そんな人生の節目節目を支えてくれていた一つに漫画の力がありました。
漫画なんかって馬鹿にできないもんです。
アトムをみて育った人に未来を夢みてロボット工学に進んだ人もいました。
ブラックジャックをみて医者を目指した人もいました。
人が表現したものが、それだたとえ漫画であって人の人生を変えてしまうこともある。
いや漫画だからこそある。
そう私は支えてもらった立場でそう思います。
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